口内炎の治療・予防法

口内炎の原因としては、鉄分・ビタミンといった栄養不足や、ストレス・睡眠不足といった不健康な状態が考えられています。そのため口内炎を早く治すためには、健康的な食事をとり、健康的な生活を送ることがもっとも大事です。それがそのまま予防にもつながります。

同時に大事なのが、口の中を清潔に保つことです。口内炎は一種の炎症(細菌感染や外傷により患部がはれること)ですので、口腔内を清潔にすることで改善や予防効果が期待できます。

ただし歯磨きのやり方が悪いと、逆に口腔内に傷をつけてしまい、口内炎の原因となってしまうこともあります。抗菌性のうがい薬などによるうがいが望ましいといえるでしょう。

また注意点として、口内炎に刺激を与えてはいけません。アルコールや辛いものなど刺激物は控えて、食事をするときにも炎症部分にはなるべく触らないようにする必要があります。

口内炎の薬

口内炎の薬としては大きく「塗り薬」と「ビタミン剤」があります。

塗り薬

ステロイドや紫根(シコン、生薬の一種)のエキスなど、炎症をおさえる働きのある薬を直接塗る軟膏薬があります。アフタ部分を刺激から守る効果もあります。
またパッチを貼る、貼り薬が使われることもあります。

ビタミン剤

ビタミンBの不足が原因の口内炎を治療する際には、ビタミン剤をとる治療法もあります。

その他

そのほかにもトローチを用いることもあります。また薬ではありませんが、レーザーを当てて口内炎を焼く方法もあります。