口内炎とは

口内炎とは、口の中の粘膜や舌にできる炎症のことです。部位などの指定があるわけではなく、口腔内の炎症はすべて口内炎と呼ばれます。ですから一口に「口内炎」といっても、さまざまな種類があります。

アフタ性口内炎とは?

私たちがよく「口内炎」として認識しているものは「アフタ性口内炎」といわれるものです。単純に「アフタ」ともいわれます。口腔内の粘膜に直径5ミリくらいの白い円形の炎症(アフタ)ができ、痛みをともないます。

炎症は歯茎・歯肉や舌にできることもありますし、ときには喉(のど)の近くにできることもあります。このアフタが複数個できることもあり、悪化すると痛みも激しくなり血が出るものもあります。

以下、「口内炎」といったら、このアフタ性口内炎を指すものとして説明します。

口内炎が治らないときは

通常、口内炎は1~2週間で自然に治りますが、不健康な生活をしていたりアルコールや刺激物をとったりしていれば、治りは当然遅くなります。

しかし1ヶ月以上、治らない場合にはほかの病気である可能性もありますので、一度病院で診察してもらうことをおすすめします。実際、口内炎によく似た症状を発する病気はたくさんあります。